【眼科】J&J アキュビュー スマート調光 オアシスの勉強会

J&J アキュビュー スマート調光 オアシスwith Transitions

勉強会レポート

令和2年3月2日

調光テクノロジーで世界をリードするTransitions Optical社とJ&Jが共同開発した調光機能を持った世界初のコンタクトレンズが、製品としてこの度販売されることとなりました。
光環境に応じてレンズの色が変化することで眼に入る光の量を自動で調節出来る為、これによって視界の安定性が飛躍的に上がり、かつ眩しさによって目を細めることなどが減ることで身体への負担もかなり軽減出来るとのこと。

実際にスタッフもサンプルを手に取って見てみました。
最初は無色透明なレンズでしたが、ペンライトによる紫外線や可視光線を当てることで、その量に応じて段階的に色が付いていき、最終的には真っ黒に変化していきました。

夜間の対向車の眩しいヘッドライト越しにも相手の車の輪郭までハッキリと見えたり、日中でも逆光にさらされて白く飛んだ物体のコントラストがハッキリ分かったり、まぶしい屋外での写真撮影の際にしかめっ面をしなくても自然な顔で撮れる様になります。
当たり前に存在する光に対して、98%※の日本人は不快な光を避ける行動を日常的に取っているものの、その不快感を眼科医に訴えるのはその中でもわずか14%でした。
※15~49歳で視力補正が必要な日本人男女を対象とした641人

不快な光に対するストレスを取り除き、快適に過ごしたいというのは、多くの患者さんが抱えるまだ解決されていないニーズと考えられています。普段から眩しさを訴える方にはもちろんのこと、普段の意識下において煩わしさを感じていない方には更なる視環境の快適さの底上げにつながることには間違えなさそうです。
世界初の調光コンタクトレンズ、興味のある方は是非とも眼科スタッフまで。

アキュビュー